写真には、言葉では伝えられない力がある。
歴史上の大事な一日を、写真という形で振り返り、綴った本だった。
この本に出てくる写真はどれも素晴らしくて、僕の心を打った。
見ているだけでも飽きないし、解説も丁寧で、面白く読めた。
本の構成も素晴らしいと思うし、
1つの歴史書としても良書だと思う。
印象的だったのは、真珠湾攻撃の写真かなあ。
日本とアメリカで、同じ写真が報道において使われたらしい。
日本では、日本軍の雄志をたたえるため。
アメリカでは、戦争へと世論を煽るため。
1つの写真を、全く別の風に読み取ることができるってことが、面白かった。
他にも沢山面白い写真があった。
もちろん、目を覆いたくなるような写真も。
ページを捲るのが楽しかったな。
リアルにオススメです。
プレゼントにも最適かもと思う。