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争義不争利
「義と利」、どちらを選ぶかといわれれば、表面上は利を選ぶだろう。
でも内心としては、義を選びたい。 僕が生きる国では、過去には義を大切にしていたが、 今は欧米と同じく、利を中心として動いている。 過去の日本の美しさを考えたときに出てくるのは、 義を大切にしたために起こった事件があまりにも多いということ。 主君への義であったり、部下への義であったり、 形はそれぞれでも利益ではない何かのために身を捧げる姿勢が、 僕としてはすごく格好良く、美しいものに思えていた。 そして、義を尊ばないことは恥とされた文化が、好きでした。 今の利益だけを求める社会も、自然の流れとしては当然のことだと思うし、 しょうがないことではあるし、納得はしている。 だけど心の奥底では、利益だけじゃなくて もっと他に大切なものがあるんじゃないかって、誰もが思っていると思う。 よくいわれる、金を稼ぐことだけが全てなのか? といった拝金主義に対する批判なども元をたどればそこだろう。 「資本主義社会だから当然のこと」とされていることがあまりにも多いが、 正直いって今の日本や世界の在り方は、僕の美学からは大幅に外れている。 金を稼ぐだけでは幸せにはなれない。 そんなことは分かり切っているはずなのに、生きるためには金が必要で 金を稼ぐためには誰かを蹴落とすことが必要で、 それ以外のことにかける時間は軽視される。 こんな世界にうんざりしてる。 だけど僕の力では、この世界の流れを止めることは不可能に近い。 それくらい人間の欲は深いし、利というものの魅力は大きい。 そんな中でも、僕はできることなら義を大切にしたい。 ノリの良さとか上辺だけの義ではなくて、 心から人を大切にして、生きる世界を大切に思いたい。 できることならば、利は争わず、義を争えるような人間になりたい。
by pyababy
| 2007-05-30 01:47
| 日常
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