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無駄なプライド。
持つべきでないプライドは捨てるに限ると思う。
しかし、どのプライドを自分の中で守るのかということを見極めるのは難しい。 スポーツなど、目的が最初から明確になっているものだと、捨てるべきプライドと守るべきプライドを結構簡単に見極めることが可能になる。 陸上の為末選手は、過去にインタビューで「速く走る」という一点においてのみのプライドを持ち、それを守るためには年下の選手に質問したり、やりたくもないトレーニングも取り入れた、といった感じのことを言っていた。 彼は他のプライドは捨てて、走るという一つのプライドを守ろうとした。 それゆえに結果を残し、今の実力なんかを手に入れることができたとも言える。 だけれども、日常は陸上のように目的がハッキリとしていない。 僕らが様々なプライドを持ったとしても、それを守る必要があるかがわからない。なぜなら陸上のように「速く走る」という一点を求めるだけでは人生を生きていられないからだ。 つまり一つのこと以外を求める必要があるのが、人生だともいえる。 何かをしながら、同時に他の何かも求めなければいけない。 為末選手は陸上をしているときにおいては、速さだけを求めて生きていけるだろう。 だけれども、人生を生きるためには陸上だけでは無理であることは明白だから、陸上以外のためにも生きなければいけない。彼は陸上選手という性質上陸上を中心に考えることが可能となっているが、人生においては他のことも当たり前だけれども考えなければいけない。 これは僕らの場合だともっと複雑である。 彼と違って僕らは中心に考えるべきものすらもっていないことが多い。 それゆえに様々な方向のものを求め、それぞれに小さなプライドを持ち、結果として無駄ともいえるプライドだけが残り本来の目的の達成が不可能になる。 僕の考えとしては、何か一つの自分の中で譲れないものを作り、それ以外のものは全て捨てる覚悟で過ごすことが大切だと思っている。 多分この譲れないものってのは自分の中で絶対に守りたいと思えるものならなんでもいいと思う。家族のために生きるでも、髪の毛の艶が命より大切でも何であっても。 それらが決まることが、無駄なプライドを捨てることに繋がる。 目的が明確になり、進む方向が決まってくるからだ。 その自分の軸となる部分の見極めが、難しいけれど大切なことだと思う。 多分僕の力だと、そんなに大きなものを軸にはできない。 かといって小さすぎるものを求めることは、僕の性格上好きじゃない。 最終的に僕は、自分というものを軸として選ぶことになると思う。 自分が常に自分でいること。 これが今の僕の中では一番大切なものではある。 将来的にどうなるかは解らないが、今の自分にはそれしかない。
by pyababy
| 2007-07-19 00:51
| 日常
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