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日々垂れ流し。
by pyababy


オマツリと事件

某高校のいじめ自殺の事件をめぐって2chでは祭りが繰り広げられています。
僕の地域の学校ということもあり、多少知り合いはいるようないないような。

まあさすがに学年が違うので、直接の知り合いはいないみたいです。

とまあこんなことが簡単にわかるのも、祭りになってるからに他なりません。
いじめの主犯格の名前、住所、写真、全てNETにあがっていました。
その彼女の名前と住所も上がっていたのに驚きです。
(彼女自体も間接的にいじめを助長したからみたいですが)

その彼らにも何故だか指定校推薦なんかが行き渡るみたいで、
僕の学校にも何人か来る可能性があるみたいです。

その辺は正直どうでもいいのですが、
ただなんで学校がいじめた生徒を庇うのかが理解しがたいんですよね。

庇うのって、虐められた生徒なんじゃねーのって。
いじめ自殺って、因果関係が認められにくいから逮捕とかそんなことはしにくいけど、
虐められていた事実ってのはいくらでも出てきてるんだし、証言もある。
それなのに庇う理由がわからない。

学校の何泥を塗った存在を庇って何になるのかもわからない。
切り捨てろよそれくらい。
もういじめ自殺の出た学校っていうことで名は広まってるんだから。

総体終わるまで時間稼ぎしてたりってのも、イライラさせてくれる。

閑話休題。

彼らは今祭りの真ん中にいますが、虐められて自殺した生徒を置いておいて、
その祭りを見ていることを楽しんでしまう自分がいます。

スネークの報告を見たり、明らかにおかしい対応の校長を見たり。
自分の卑しい好奇心を満たす情報を、必要以上に求めてしまっています。

祭り上げている人達は、僕も含めてある種の正義感でやっているのでしょう。
いじめ=ダメ 自殺した=殺人と同じ 殺人=悪
これを行った人を罰するのは正義で問題がない。

多分こんな感覚でどんどん祭り上げているんだとは思います。
一度着いた火はそう簡単に消えることもなく、今度は逆に虐めていた側が
被害者に変わっていきそうに感じます。

ある意味では虐めた側が制裁を受けて当然なんです。
だけどそれを僕らがするのかといえばそうでもないと思う。
本来は国家権力が行うことで、私闘を防止するはずじゃないっけ。

なんだけど、警察も動かない。
マスコミもある程度しか動かず、すぐに次の事件にうつっていく。
そして学校に守られた加害者はのうのうと暮らしていける。

その状態を考えたら、この祭りでの制裁というのも悪くはないと思える。
ただ、やりすぎなんじゃと思うこともあるからなんともいえなくなる。

国家が望む罰と、市民が望むものが違うんだろうね。
そして市民と権力者の思想も違うんだろうね。

まあなんとなく思うんだけど、
今までって何か事件があっても当事者と第三者のマスコミしかいなかったよね。

なのに今は、マスコミの他に第四の人物としてNETがある。
正確には市民が事件に関与しやすくなった。

これは多分すごく良いことなんだよね。
地域の安定化を図ろうと思えば、市民の団結ってのはすごく大切。

祭りで団結っていうのもあれだけど、刑罰より祭りの方が身近なんだよね。
ああやって加害者の住所や顔がわかっていく様子を見てると、
正直犯罪なんてしようと思えなくなる。

それくらい世間の目ってのは怖い。
それを意識させれてるNETはなかなかいいものだと最近は思う。

ただまだ全員が参加できていないから、その意識が共有できていないのが残念だ。

まあ祭りになる前になんで対処できなかったのか。
そこはしっかりと追及してほしい。
by pyababy | 2007-09-24 21:33 | 日常
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