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表にない景色
遅すぎたと思うけど、この歳になって自分の凡庸さに気付いた。
今まで案外なんとかなってたのは、運がよかっただけだとも。 自分より上の人間なんてものはいくらでもいて、僕が彼らより上だと思っていた彼らが、実は僕よりも優れた人間だったりする。そのことに気付きながらも、気付きたくない一心で、彼らの存在を遠ざけていたのだと思う。 素の彼らは僕なんかよりも優れていて、それなのに他者からの評価は低かった。 僕は彼らの功績に比べて何もしていないのに、美味しいところを持って行くことが運良くも可能だったために、彼らより良い評価を得ていただけだった。 彼らは案外すごい。 そして過去の僕と同等だった彼らは、もっと先に行っている。 僕が先だと思っていた地点であぐらをかいている間に、彼らはもっと先に進んでた。 努力という行為。 僕が見下しながらも、僕が一番行っていた行為だと思う。 努力を人に見せることは恥ずかしいことだと思っていて、人にその姿は見せないようにしていた。だけど他人は、努力する姿を見せるものだと思っていた。 でもそんなことはなくて、他人も努力は隠していた。 それに気付けずに、他人の努力をちゃんと見られていなかった。 天才なんてものもいるわけがないのに、それのせいにしようと思ったときもあった。 彼らが天才なのではなくて、僕が凡庸で、努力をしなかっただけなのに。 人に隠せる程度の努力では上に進めない。 それすら気付けなかった僕が、何故この場所にいてるのか未だにわからない。 運に見放された僕は、何ができるのか僕には想像すらできないし、したくない。
by pyababy
| 2008-05-06 01:22
| 日常
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