秋の気配を、既に感じます。
今年の夏は、毎日毎日同じ面子と顔を合わせて、
毎日毎日同じような書面を読んだり、
何故か芝居の稽古をしていたら終わりそうです。
芝居というものを、甘く見ていた自分がいます。
演技をするよりは、素の自分を出す方がよい。
そう思っていたけれども、演技も悪くない。
自分をより良く見せたりするのも、一つの技術だと思うようになりました。
少なくとも人を説得するにあたっては、演技は重要な要素だと思います。
少し芝居をやらなければいけないので、最近は台本を読み込んでいます。
その言葉の裏にある気持ちを、必死になって考えています。
現実を再構成していくような感覚が芝居にはあって、それが面白いなと思います。
さらにいえば、空想を現実に再構成していくことも面白さであると思います。
一つの言葉に表れる、それまでのその人の人生。
そこまで表現できれば良いのですが、今の自分では難しそうです。