日々垂れ流し。
by pyababy
カテゴリ
全体
日常

転職
未分類
以前の記事
2016年 01月
2015年 12月
2015年 04月
2014年 10月
2014年 04月
2013年 12月
2013年 04月
2012年 12月
2012年 01月
2011年 05月
2011年 03月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


<   2009年 06月 ( 17 )   > この月の画像一覧

嘘から出た。

六番目の小夜子 (新潮文庫)

恩田 陸 / 新潮社



夜のピクニックを読んで以来気になっていた恩田陸のデビュー作である。

話自体は、むかーしNHKのドラマで見たような覚えがある。
もちろん内容など頭から飛んでいるが。

所謂怪談の類の話は、人を惹き付ける魅力がある。
ちょっと怖いくらいだと、ついつい先が読みたくなる。
そんなこんなで一気に読んでしまった。

多分どんな学校にも、いろいろな言い伝えがあると思う。
僕の学校だと、学校の地下には戦時使われていた防空壕があるとか、
開かずの窓があるとかそんな感じだ。

この物語は「小夜子」という言い伝えがキーとなって話が進んでいく。
どんな話なのかということは割愛する。

以下は個人的な感想。

例えば言い伝えであったり、何かの規則であったり、
僕らを縛っていくものというものは世の中に沢山存在する。

それは誰かの言葉であったり、自分で決めた戒めだったり、
色々な形で存在するのだけれども。

そのちょっとしたルールがあるからこそ、人生が楽しく感じるのだと思う。

例えば受験。
決められた期限までに必要量の勉強をし、試験に受かることによって大学に入る。
ここには「期限までに試験に受かる」というルールが存在する。

このルールがあるからこそ、受験生は必死になって勉強する。
多分これが「いつか試験に受かればいい」といった曖昧なルールだったのならば、
必死になって勉強に励む受験生は激減すると思う。

この物語の中では、「小夜子」というルールが存在し、
そのルールに振り回される形で主人公達は学生生活を送る。

その中で色々なトラブルが起こるのだけれども、
結果的に見た時に「小夜子」といったルールがあったおかげで、
彩り鮮やかな学生生活になったように思える。

合理的に考えるならば、そんなルールは必要がない。
でもそんな必要ないものがあったからこそ、思い出にも残る。

その意味でのルールの必要性というものを、この小説を読みながら感じた。

中学高校が楽しく感じる理由は、ルールが誰かによって与えられ、
明確化されていたからだと思う。

大学にはそのルールがほとんど存在しない。
自分でルールを作らなければ、日々を生きるだけになる。
今になってそのことの大切さに気付いた。
[PR]
by pyababy | 2009-06-24 00:27 |

今の世界の戦争というモノ。

となり町戦争 (集英社文庫)

三崎 亜記 / 集英社



過去に話題になっていた本だった記憶があったので読んでみた。

内容としては、自分の好みではなかった。
デビュー作としては悪くないと思うが、好きにはなれなかった。

結局、誰が、何のために戦っているのか。
その部分があやふやなまま終わってしまったのも後味が悪い。

人間は自分の肌で感じたもの以外
リアリティをもてないといったことを描きたかったのだろうが、
それすらもあやふやになってしまっているように感じた。

構成とかも面白いし、扱う話題も面白い。
それなのに何故だか僕は満足できなかった。

多分ハッキリとした主題が無かったことが、その原因なのだと思う。

昔は国語の授業とかで主題を見つける行為というモノに疑問を抱いていた。
だけれども、主題というモノはとても大事なモノだと最近は感じている。
(授業や試験で問われる主題というものには疑問を挟むけれども)

主題以外の構成や話の内容、文章の巧さなどその他全ての部分は、
主題を「どう書くか」といったものにあたると思う。

それらよりも「何を書くか」という「主題」が、小説の一番肝の部分だと僕は思う。

少なくとも過去の名作と呼ばれるものを読む限り、
それらに共通する部分は「主題」の強さだと思うから。

そしてその主題というものは、言葉で記されるものではなくて、
行間に込められる「思い」によって描かれるものだと今の僕は思っている。

それをどうやって拾っていくかが読み手の能力だと思うし、
どのような読み手にもそれを伝えられるかが書き手の腕の見せ所なのだと思う。
[PR]
by pyababy | 2009-06-23 23:36 |

5年先のイメージ。

ITロードマップ〈2009年版〉情報通信技術は5年後こう変わる!

野村総合研究所技術調査部 / 東洋経済新報社



これから先5年間で、IT技術がどのように進化し、
どのような社会になっているのかといったことを予測した本。
いわば現代の予言書ともいえよう。

未来の話というものは、いつ聞いてもワクワクする。
たかだか5年後の話なのに、生活の変化の可能性に驚きと興奮を隠せない。

ここでも話題になっているのが、クラウドコンピューティング。
事実として、これが世の中の仕組みを大きく変えるのは間違いないだろう。
技術的な面はいまいちよくわからないが、
話を読んでいる限りでは色々な可能性が見えてくる仕組みではある。

ここからはまったく技術の関係がない話なんだけど。

システム化が進んだ先の世界って、なんとなくだけど怖い。
どんどん暮らしは良くなっていくんだろうけど、
そこに僕らが存在する意味を見いだせるのかがわからない。

あとは、そろそろ進歩をストップさせてもいいんじゃないかと思ったりする。
現在の日本での生活に満足できない人間がどれほどいるのだろうか。
色々な意味で、そろそろ限界なのかなと思ったりする。
これ以上システム化が進むと、生きる意味を見いだせなくなるから。

知識や経験がネットの中に蓄積されていって、
個人の経験や知識なんてものは必要ではなくなる世界に、
僕らは何を求めて何を糧に生きていけばいいのかがわからない。

僕らってどこに進んでいるんだろう。
何を求めて、何のために、「僕ら」は生きるんだろう。

「僕」個人が生きる理由だけでなく、
「僕ら」が生きる理由を求める時代に移り変わっていく気がしてならない。
[PR]
by pyababy | 2009-06-23 23:24 |

時代の境で。

クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった

野村総合研究所 城田 真琴 / 東洋経済新報社



クラウドコンピューティングがよくわからなかったので読んでみた。

概要は理解しているものの、実際に何がどう変わっていくのか、
そして未来に何が起こるのかというものはよくわかっていなかった。
その僕がわからなかった部分を存分に語っていたのがこの本であった。

細かい技術的な内容は割愛。

クラウドコンピューティングという単語がはやりだしたのは去年ぐらいからだけど、
言葉だけが一人歩きしている印象を受けざるを得なかった。

定義もない。実質も伴わない。
ただ言葉だけが先行し、時代の中心に存在する。

世の中には色々な言葉があるけど、意味のある言葉って案外少ないのかも知れない。
意味がなかったとしても、その言葉を使うことに意味が出るのかも知れない。

「はじめに言葉があった」
聖書の書き出しだけど、あながち間違いないのかも知れない。


なんかまったく書評になってないなw
[PR]
by pyababy | 2009-06-23 23:13 |

言語化できないこと。

「まだ言語化できていない。」
そんな言葉を聞くこと・発することが増えた。

頭の中にあるもやもやを、僕らは言葉に置き換えることを上手く行えない。
それゆえに他者との思考のすれ違いが生まれ、葛藤が生まれる。

自分の思いをそのままストレートに伝えられたら、どれだけ楽だろうか。
その思いを伝えたかったからこそ、通信が発達し、芸術が生まれたのだと思う。

最近になって、形に出来なかった思いを言葉にできたことが増えた。
成功や失敗、他者との違い、やりたいことなど、今まで漠然としていたものが、
自分の言葉で語ることができるようになってきた。

言葉にすることが直接僕に影響を与えることは無いと思う。
でも、言葉にすることで僕の中で覚悟に変わることは事実だと思う。

だから僕は頭の中を言葉に置き換え、自分の心に刻み込むのだと思う。
そうやって刻んだ思いを忘れないように、どこかに記すのだと思う。

わからなかったことが、わかるようになる。
それと同時に、わかっていたことがわからなくなる。

自分の視界がクリアになると、今まで見えなかったモノが見えてくるように、
自分の思考がクリアになると、今まで考えなかったコトが見えてくる。

そしてまた言語化できない思いが、自分の心に溢れてくる。
多分そうやって僕は一生悩みながら生きていくのだと思う。
[PR]
by pyababy | 2009-06-21 23:51 | 日常

思い通りに動かなくて。

久しぶりに重りを使った筋トレをしたのですが、
自分の身体の衰えっぷりに心が砕け散りそうになりました。

まさかあの重量のスクワットで自分がつぶれるとか、
まさかあの程度の回数で限界が訪れるとは、
まったくもって想像すらしていませんでした。

身体をみても衰えているのがわかるので、もうこれは筋トレ地獄です。
元に戻さないとやばい。

とはいえ身体を動かすのは気持ちが良いので、続けたいなとは思います。
心地よい疲労が身体を満たしていくのがわかります。


それはそうとなんとなく母校の部活を見に行ったのですが、
試合前なのに気が抜けすぎていててちょっとびっくりしました。

ゆるい雰囲気が悪いとは思わないけれども、最低限のことはすべきだと。
自分の後輩がコーチをしているので生徒に対して直接の指導はしませんでしたが、
ちょっと今の状況はまずいのかなと思いました。

方針なりなんなりがあるので部外者は口出しすべきではないのですが、
少し小言を言った方が良かったのかと思った次第です。
[PR]
by pyababy | 2009-06-20 00:14 | 日常

謎は謎のままで。

クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)

森 博嗣 / 中央公論新社



スカイクロラシリーズ最終巻。

これまでの話の総括てきなものになるのかと思ったが、
実際は全然そうではなかった。

以下ネタバレ含むため、注意。



僕 は 結局誰なのか。
最初はクリタの物語だと思って読み進めていたが、
カンナミに見えたり、クサナギスイトに見えたりする。

多分クリタの話なのだろうが、誰であったとしても話は成立する。
細かいことを考えるならば、誰であったとしても成立しない。

スカイクロラで語られる
クサナギがクリタを殺した物語が正しいのだとすれば、
物語の途中でクリタは死亡していることになる。

となれば後半に出てくる僕は誰になるのかがわからなくなる。
個人的な感覚としては、後半の僕はクサナギであるように感じた。
クリタを殺し記憶喪失→パイロット復帰?
といった感じだろうか。

じゃあクサナギ大尉は誰やねんって話になるんですけどね。

最後の最後まで謎だったので、スカイイクリプスでも読んで考えます。
[PR]
by pyababy | 2009-06-16 23:02 |

未来を創ること。

挑戦し続ける野村総合研究所―人を活かし未来を創る

小林 秀雄 / 日経BP社



未来を生きる企業は、日本にいくつあるのだろうか。
僕が知る限り、多くの企業は過去と今の境を生きているように思える。

NRIはそれらの企業とは違い、常に半歩先の未来を生きてきた企業といえる。

最前線の提案を、最高の提案をお客様に行うためには、
まずは自分たちが半歩先の未来を歩いていなければいけない。
そのためには多くの研究、そして先を見通す現在の分析が必須である。

企業をあげて未来のビジョンを作り出すことによって、
自社が行う提案にも未来をふんだんに盛り込むことが可能となる。

一見慈善事業に思えるITロードマップなども、
それらの裏にある大きな戦略から作られるものである。

未来がわかるから、今最高の提案が可能になる。
その戦略を徹底的に貫いた結果、今の位置に存在するのだと感じた。
[PR]
by pyababy | 2009-06-16 19:17 |

勝利の方程式。

楽天の研究―なぜ彼らは勝ち続けるのか

山口 敦雄 / 毎日新聞社



野球の世界でよく使われる「勝利の方程式」
これをビジネスの中で使い続けるのが「楽天」という企業なのだと思う。

勝つべくして勝っている。
突拍子もないように思えた野球参戦も、多大な意味を持っている。
繰り返されるM&Aも、それぞれ意味を持ち、戦略的に行われている。
その当時は僕ら一般人には読み取ることが不可能な意図が、
時が流れるにつれ明確になり、彼らの行動の意味を理解したときには、
彼らはもっと先の行動を行っている。

この状態で、負ける理由などあるわけもない。
勝って当然だと感じた。

勝ち続ける一番大きな理由は、軸がぶれていないことだと感じた。
意味を読み取ることができない行動も、
日本を元気にするという軸のもと徹底的に行われており、
それらの観点からすれば多大な意味を持つからだ。

そしてそれら単体の行動のシナジー効果によって、
最終的には多くの意味を生み出していく。

何かを行うときに、
思考すること 行動すること この2つのバランスが大切だと思う。

このバランスが絶妙な企業だからこそ、爆発的な成長をしたのだろう。
先を見越した戦略、タイミングを逃さない行動。
当たり前のことなのだが、当たり前を当たり前に行えることが単純にすごい。
[PR]
by pyababy | 2009-06-16 19:12 |

flutter

フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life (中公文庫)

森 博嗣 / 中央公論新社



スカイクロラ4冊目。
今回はクリタの視点で語られる物語になっている。

結論がスカイクロラで示されているため、
それ以外の本は結論に向かう過程を楽しむことになる。

あえて語られていなかった事実が徐々に示されていき、
物語は佳境に向かっていく。

何故このシリーズを読み進めているのか、自分としては理解ができない。
面白いか否かで問われれば、そこまで面白い作品でもない。
伊坂や森見の方が、単体としては間違いなく面白い。

でも、読み進めたくなる魅力がある。
多分それは、「あえて語らない力」だと思う。

物語のピースが埋まっていくのを楽しむような読書といった感じだろうか。
あえて語られない部分を知りたいがために読んでしまう。

読み進めるうちに頭に入ってくる話の構成物が、
よりリアルな物語のイメージを伝えてくれる。

最後の物語を読んだ後にスカイクロラを読めば、
全く違った物語として感じられるのだと思う。

結論としてのスカイクロラだとするならば、そこまでの面白みは感じない。
結論でありながら、1つの完結した物語であるからこそ、
結論にいたる過程も、過程としての意味以外の意味を持ち、
そこに話の深みという独自の視点を与えてくれるのだろう。
[PR]
by pyababy | 2009-06-16 19:04 |