日々垂れ流し。
by pyababy


自殺の周辺。

自殺の周辺―新聞記者の取材ノートから

無明舎出版



秋田県における自殺者の「周辺」に関する新聞記事を集めた本。

新聞の連載にも、たまに面白いモノが存在する。
本書の元となった連載もそのうちのひとつだと思う。

新聞だから伝えられるタイムリーな内容であったり、
読者との双方向なコミュニケーションから生まれる新しい企画記事なんかは、
他のどのメディアにも存在しない良さだと思う。

自殺大国日本において、一番自殺率が高い県が秋田県だという事実。
その裏にある何かを突き止めようと、
そして自殺をひとつでも食い止めようと、
記者達が必死になり記事を書いていた姿が目に浮かぶ本だった。

伝えたいことがあって、伝えられる媒体を持つ人間が羨ましいと思うときもあるが、
それらを持ちながらも伝えることができないときに感じる無力感と、
僕は上手くつきあえる自信はない。
ゆえに、伝えられなかったとしても、伝え続けようとする彼らの強さが羨ましいなと思う。
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by pyababy | 2009-10-25 23:26 |
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