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日々垂れ流し。
by pyababy


時給800円

僕は今現在はアルバイトをしていない。
故に収入は0なのであるが、実家暮らしの学生のため特に問題もない。

元々あまりお金を使わない性格というのも影響している。
過去にアルバイトで稼いだお金はほとんど貯金として存在している。そのため、あと1年以上は無駄な出費を抑えればアルバイトをする必要はなかったりする。

他にも僕がアルバイトを今していない理由は結構沢山ある。

第一に、めんどくさいから。
手元にお金があるのに、無理に働く必要を感じない。

実家であるという甘え。
生活費というものが親のすね囓りなため、無理に働かなくても良い。僕の親は僕が見ても仕事熱心な方なためか、普通に生活する分には親の稼ぎだけで生きていける。そこのところは親にすごく感謝したい。

バイトの仕事内容に対する無意味さ。
小学生でもできるような内容が多く、それが社会経験になるとは僕には思えなかった。
過去に何度か長期短期含めてアルバイトはしていたが、仕事内容はほとんどが単純なことで、基本として退屈だった。そのためか、社会経験には一応なるのかもしれないが、あの程度のことならわざわざ時間を割いて経験する必要も感じなかった。

そして何より、時間を自分のために使いたい。
今は正直なところ、勉強するのが楽しい。春休みということもあり、遊ぶ時間も適当までにはとっているが、それでも毎日ある程度纏まった時間机に向かっている。多分この机に向かう時間が、過去の僕ならアルバイトのために割かれる時間なのかもしれない。

そんな中で、時間というものの有限さを最近になって初めて感じている。
僕の目指しているところまでたどり着くのに、今の僕の実力等を考慮して、良い方向に考えていったとしても最低あと2年はかかる。むしろその2年が終わって、ようやくまともに戦える地点にあがることができる程度かもしれない。

そう考えると、あまり無駄な時間は割けない。
遊ぶ時間を削ったりすればいいんだけど、僕にはそれができない。そこまで節制する必要はあるかもしれないが、僕は自分をそこまで虐めたいとも思っていない。

結局削れる時間とすれば、アルバイトの時間という結論に至った。

考え方が間違っているかもしれないが、今という時間は買えないが、足りないお金は借りることができる。そしてそれを返す当ては、将来の僕ならあると信じたい。

幸いなことに、僕が誠意を込めて頼めば、ある程度の金銭を貸してくれるような人が僕の周りには存在している。彼らに甘えるわけではないが、買えないものの代わりに借りる行為は、僕は悪いものとは思えない。

例えば、僕が今普通にアルバイトをすれば時給は800円程度だろう。
僕が今生きている中での時給は0円かもしれない。
でもこれが10年後には1万円になっているかもしれない。

これは甘えかもしれないが、目先の800円のために、今の自分を捨てたくない。
その800円を捨てることで、将来というものを買ってみたい。
by pyababy | 2007-03-05 02:30 | 日常
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