「なりたい自分を願ったとしても、結局自分以上にはなれない。」
ある小説の中に、こんな趣旨の文がかいてありました。
特に日々に不満があるわけでもない僕なんですが、それでも色々なものを望んだり、願ったりしています。それは自分の中にない才能であったり、恋人であったり、お金であったりニートのなり方であったり、ほんとに日々様々なものを望んでいたりします。
もしその望みが全て叶ったとしたら、そのときの自分は何なのか。
その問の答えが始めにあげた文章じゃないかなって自分の中では思いました。
何を望んでも、そこにいるのは自分で、自分以上を望んでも、過去の自分以上になれた自分がいるだけで、結局は自分以上のものにはなれないんだって。
だからある意味で、自分の願いが叶ったとしても無意味なのかなって思う。
多分願いが叶ったときには違う願いを持っていて、その願いを叶えたくて未来の自分も日々頑張ってるんだと思う。
それゆえに、そのとき望んだ願いはそのときの自分にしか当てはまらないのかなって。
過去を振り返ったときに、自分の中で新しい望みや願いが出てこないような人生を過ごせていけたら、なかなか幸せなんじゃないかって思う。