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今更最終兵器
今更なんですが最終兵器彼女を読み終えました。
昔後輩の家で一巻読んだ記憶があるのですが、当時はリアル中2過ぎてセクロス描写が生々しかったため、途中で投げ出した思い出があるような無いような。 さすがにこの歳にもなると漫画や映画のセクロスシーンくらいじゃ特に何も思わず、普通に読み進めることはできるようになってるみたいです。 正直設定とかが無理ありすぎですが、面白かったです。 気になるのは、誰が戦争の相手だったのかということ。 まあここは触れないのがいいのかな。 印象に残っているのは、自衛隊に入って戦争に行くという友人に対し 「お前が死ぬのが厭なんじゃなくて、お前が人を殺すのが耐えられない。」 みたいな感じの台詞でした。 少し前に読んだ人殺しの心理学の本にかいてあった、 殺されることより殺すことが怖いというものが同時に思い出されました。 人を殺してしまった自分を受け入れること、そして人を殺してしまった友、恋人を受け入れること。これは言葉では言い表せない難しさがあると思います。 戦争だから許される。命令だからしょうがない。 この理論と倫理観との距離を埋められる強さを僕にはもてません。 漫画の中で彼女は強くなりたいと常にいっていました。 兵器としての強さじゃなくて、上記の強さだと解釈しています。 でもこれが強さなら、弱くてもいいかなと思ってしまう僕もいます。 強さだけじゃなくて弱さも大切なのかなとも同時に思います。 この漫画では、その強さを埋めるため、そして兵器として、人として生きていく中で一番大切なものとして愛、恋、というものを持ってきていました。 人を好きになって、好きな人のために生きたい。 他人を殺してでも生き残る理由は、好きな人に会いたいから。 積み重ねてきた理論ではなく、本能的な感覚。 それに身をゆだねるのも、悪くはないなと思ったりもしました。 本能に逆らって生きて、悔しい思いをしたことが何回あっただろう。 そう思うと、無駄な理性というものをいつまでも保っている理由がわからなくなりました。
by pyababy
| 2007-09-28 20:38
| 日常
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